発声とチャクラの関係性

私達の身体には、「チャクラ」が背骨に沿って7つあり、外界から良好な気のエネルギーを体内へ取り入れ交換するためのエネルギーセンターがあります。

声を飛ばすということは、気を解き放つことです。つまり、心を開放する=扉を開くことです。歌や演技で、声を出す時に喉が締まる、喉が痛い、声が重い、意志が伝わらないというのは、全てこのチャクラが閉じているのです。

私のレッスンでは、腹式呼吸を敢えて「丹田呼吸法(胸腹式呼吸)」と説明しています。これは、腹→胸→肩の順に呼吸(気=プラーナ)が流れるようなイメージでゆっくりと鼻から息を吸い込み、丹田(第2チャクラ)に集中して息を支えること。つまり、気を貯めることです。これを完全呼吸法(腹式:胸式:肩式=1:1:1)と言います。

発声する時の身体と7つのチャクラを一致させて、「身体の軸(中心軸)」をしっかりと作ることが重要です。
呼吸を支える丹田から、吐く息をコントロールしながら声を出す横隔膜、チェスト・ヴォイスを響かせる胸部、声帯のある喉、ミドル・ヴォイスの眉間(第3の目)、ヘッド・ヴォイスを響かせる頭頂部まで、7つ全てのチャクラを通過させて開放することです。
舞台役者には更に身体の重心(第0チャクラ)を感じて声を出し、役を生きるために必要な潜在意識(第8チャクラ)を高めるレッスンをしています。それを理解しているかしていないかで、歌に対する意識、大袈裟に言えば生き方に大きく左右されると思って下さい。




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